日系アメリカ人の夫を観察する日記

DNAは100%日本人でも、生まれも育ちもカリフォルニア!!という日米折衷な陽気な夫を見守る妻の記録です。

ビザのお話 その1

 

アメリカ人の夫が日本で長期にわたって働くにはビザと在留許可が必要になります。

夫がこれから勤める会社は外国人を多数雇用している実績があったので、「ビザのことは会社に丸投げでいいんだ、ラッキー!」とのんきに考えていました。

 

悪夢のK-1ビザ

ちなみに…私がアメリカに入国する際はK-1ビザを取得したのですが、弁護士などはつけず自分たちで手続きを進めたので、それはそれは不安な日々でした。暇があれば「K-1ビザ 体験談」とか、止せばいいのに「K-1ビザ 失敗」とか検索してはモヤモヤしていました。ビザに関する問い合わせはアメリカ大使館にできるのですが、なんと有料。全てが手探りすぎて、具体的な質問が浮かばない混乱状態では手が出ませんでした。

私は日本語でK-1ビザを取得して渡米した方々のブログを中心に、夫は英語で公式情報や移民フォーラムを中心にそれぞれ情報を集めてどうにかなったわけです。

 

在留許可どっちがいい?配偶者?高度専門職?

オファーを受け入れたのが3月初めだったので、ビザの書類を作成・提出に約1週間かけても、4月半ば頃にビザ取得、5月勤務開始なら、アメリカ生活残り1ヶ月半、どこで何食べるか?と私はのんきに頭を悩ませてました。ところがその時、夫は1人悩み暴走を始めていたのです…。

オファーを受けて1週間位たったある時、「ビザの調子どう?」と聞くと、「配偶者ビザにするかハイリースキルのビザにするか調べてもらってる」というじゃないですか!「とりあえず会社がいつもやってる手続きのが慣れてるんだから早くていいじゃん!」と私は言ったのですがなぜか配偶者ビザにこだわる夫。とりあえず調べようと「日本人配偶者 ビザ」で検索すると、『配偶者(日本人)の住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書が必要』やら『日本人配偶者が契約社員でも審査に落ちることがある』やら『外国から移住するカップルの場合、日本人配偶者が先に帰国し、就職後ビザを申請する』やらの情報が盛りだくさん発見されました。私、アメリカで専業主婦してるとこですけど?「配偶者ビザは無理だ」と説明するもなぜか納得しない夫。えー。

思い出すだけでモヤモヤしてくるので、今日はここまで。