ビザのお話 その2
電話相談
夫は「とりあえず聞いてみる」と外国人在留総合インフォメーションセンターへ電話を始めました。無料で質問できるんですよ、日本は。しかも英語と日本語で対応してくれる。優しい。便利。心強い。
電話番号はこちらに記載があります↓
「配偶者ビザと高度人材のビザどちらが良いでしょう?」
なんともざっくりとした質問ですが、オペレーターの方は丁寧に説明してくれたようです。
配偶者ビザの方が職業選択の自由もあり(高度人材として在留を許可されている場合、3ヶ月以上その活動をしていない場合−要は退職して次の仕事が見つからないとか、在留許可を取り消されてしまう)、永住許可の申請も早くできる(婚姻生活が3年以上かつ日本に1年以上滞在していれば良い)ので有利な点が多いそうですが、自分の両親を呼び寄せたい場合は高度人材ビザの方が簡単だとのことでした(ちなみにメイドさんも連れて来ることが可能らしい)。
【参考リンク】
法務省:永住許可に関するガイドライン(平成29年4月26日改定)
夫の不安
電話で相談をして少し落ち着いたのか、配偶者ビザにこだわっていた理由を教えてくれました。
「自分の在留ステータスが会社に依存していて不安定なことが嫌だ」
シリコンバレーで働いていた夫は、ビザの延長やグリーンカードの申請に悩む同僚をたくさん目の当たりにしてきました。会社の手続きが遅れたせいでビザの有効期限が切れ、夫婦で帰国を余儀なくされた人、ビザの手続きに時間がかかるからと採用をキャンセルされた人、職場との相性が悪くともグリーンカード取得までは転職ができない人…具体的な例を知っているからこそ、不安で不安でたまらなかったのでしょう。
でもね、高度人材で在留許可を取るしか方法はないのですよ。